2025-08

「悪評系文献」関連を考える

森文献より「和服姿の女性」(5)

森荘已池の「高雅な和服姿の”愛人”」は締めに後日談的な一文を入れています。以下に引用します。この女の人が、ずっと後年結婚して、何人もの子持ちになってから会って、色々の話を聞き、本に書いた。この人の娘さんが、亡き母の知人に「古い日記に母が『宮...
「悪評系文献」関連を考える

森文献より「和服姿の女性」(4)

1926(大正15)年秋〜1928(昭和3)年夏にかけての森荘已池の「動向」が判明し、文献の記述が虚構である可能性が出てきました。ですがひとまずそれは脇に置いて、引き続き森の文献「宮沢賢治と三人の女性」「高雅な和服姿の”愛人”」より気になる...
「悪評系文献」関連を考える

森文献より「和服姿の女性」(3)

森荘已池が2つの文献で「下根子の別宅に住む賢治を訪ねる途上で和服姿の女性とすれ違った」と記した時期には3年もの違いが、そして片や「賢治は自宅で病気療養していた時期」、片や「羅須地人協会の活動など影も形もなかった時期」ということが分かりました...