2024-03

悪評系文献

儀府文献が描く「その女性」

さて、改めて儀府成一の文献「やさしい悪魔」「火の島の組詩」に対する意見・感想に入りたいと思いますが、儀府文献は前記事でも書いた通り「読み応えがあり過ぎる」内容、特に「やさしい悪魔」は森荘已池の文献を大きく膨らませて派手なデコレーションを施し...
悪評系文献

「悪評系2大文献」のもうひとり・儀府成一

次に儀府成一の文献を取り上げていこうと思います。取り上げる文献は以下の2点。1.やさしい悪魔2.火の島の組詩両者とも1972(昭和47)年・芸術生活社出版の「宮沢賢治 ●その愛と性」という書籍に収録されています。1は約43ページにわたって、...
悪評系文献

森荘已池文献・和服姿の女性は幻?

1926(大正15)年秋〜1928(昭和3)年夏にかけての森荘已池の「動向」が判明しましたがひとまずそれは脇に置いて、引き続き森の文献「宮沢賢治と三人の女性」「高雅な和服姿の”愛人”」より気になるところを抜き出し、意見・感想を述べていきます...