悪評系テキストの考察・感想 儀府成一氏の記述に対する意見・感想(1) 儀府成一氏は、1972年に「宮沢賢治・その愛と性」という本を出版しました。その中に賢治と高瀬露のエピソードがかなりのページ数を使って紹介されていますが、私はその文章には森荘已池氏の文章以上に目を覆いたくなるほどひどい内容の尾ひれが付けられて... 2005.10.16 悪評系テキストの考察・感想
ひとやすみ 「ガセビアよ、沈め!」 今月だけスキンをハロウィンバージョンにします。「トリビアの泉1」という番組を毎週楽しみにしています。といっても最近は「トリビアの種」「ガセビアの沼」というコーナーだけを楽しみに見ているのですが……。ところで、先日(9月28日)の放送では「b... 2005.10.01 ひとやすみ
悪評系テキストの考察・感想 森荘已池氏の記述に対しての意見と感想 当エントリでは、森荘已池氏の高瀬露に関する記述を読み個人的に引っ掛かった部分への意見や森氏の記述に対する感想などを述べたいと思います。まず、すれ違う際の高瀬露の様子の描写について。「三人の女性」では随分と細かい描写をしていますが、普通道です... 2005.09.07 悪評系テキストの考察・感想
悪評系テキストの考察・感想 森荘已池氏の記述に見られる相違点の考察 森荘已池氏がご自身の著書・コラムで記した高瀬露に関する記述。当エントリでは両者に見られる相違点を比較し、考察したいと思います。まず一つ目の相違点は森氏が羅須地人協会を尋ねたという時期。「三人の女性」では、様々な場所で指摘されていますが、賢治... 2005.08.29 悪評系テキストの考察・感想
悪評系テキストの考察・感想 森荘已池氏の高瀬露に関する記述 高瀬露の悪評の出所は別にありますが、それを全国的に広めることとなったのは森荘已池氏の「宮沢賢治と三人の女性」(以下、「三人の女性」)でしょう。まずは、同書から高瀬露に関する記述を引用していきます。(居留守事件、ライスカレー事件、レプラ発言、... 2005.08.26 悪評系テキストの考察・感想
お知らせ ブログ更新停滞のお詫び 多忙につき一ヶ月以上もブログの更新を怠ってしまい誠に申し訳ございません。8月20日ごろまでこの状態が続きそうなのでどうかもう暫くお待ち下さいませ。次エントリから「悪評系」テキストの代表である森荘已池氏と儀府成一氏の著書についての感想と考察を... 2005.08.07 お知らせ
ひとやすみ 三本のプロミスリング 時々感想や考察に関係のない「ひとやすみ」話を書かせて頂きます。皆様にとっての「ひとやすみ」になれるか分かりませんがよろしくお付き合い下さい。プロフィール欄の画像1にも使っているこの写真はtsumekusa手製のプロミスリングです。最近またプ... 2005.06.19 ひとやすみ
高瀬露について 色眼鏡を外そうとしない姿勢 米田利昭氏の著書「宮沢賢治の手紙」に、上郷小学校時代(在任期間・昭和七年三月三十一日~昭和九年三月三十日)の高瀬露の教え子さんの証言が掲載されており、羅須地人協会に通っていた時代に一番近い彼女の姿が一部分かるので引用します。遠野市上郷小学校... 2005.06.17 高瀬露について
高瀬露について 色眼鏡抜きの評判(2) 次に、同じく「再検証(二)」より上田氏が実際に高瀬露に会った際抱いた印象及び、高瀬露存命時の周囲の人々の彼女に対する評判を記している部分を引用します。わたしが初めて高瀬露にあったのは、一九五三年(昭和28年)十月二十六日盛岡のお城下の岩手教... 2005.06.12 高瀬露について
高瀬露について 色眼鏡抜きの評判 高瀬露絡みの評伝を書くのであれば、高瀬露がどういう人であったのかを正しく知るということは基本中の基本であると思います。しかし、彼女の悪評を撒いていた評伝本はもちろん、近年になって出てきた彼女を弁護しようとする姿勢の評伝本ですらそれを怠ってい... 2005.05.22 高瀬露について